雨水の吹き込み
主に台風・強風時の雨漏り
瓦は特にずれてもいないのにっ!て時がありますが、強風時には雨水は瓦の下へ入り込んできます。
さらにひと昔前の施工は吹き込んできた水へ対策が取られていないことが多いです。
その為にもしっかりとした下地造りと水が流れやすい桟を組むことが重要です。
桟に切り込みを入れ、上から流れてきた水が流れやすいようにしています。
瓦の劣化
ひと昔前の瓦は現在の瓦に比べて焼きの温度が低かった為年数が経つにつれ脆くなる箇所が発生し形が崩れて行く事があります。また、セメント瓦でも経年劣化が発生することがあり横ヒビがはいることがあります。
ヒビ割れした瓦
漆喰のはがれ
これまでの瓦工事は粘土を使用するのが主流。水の当たる外側だけを漆喰で保護しました。
しかし経年劣化により表面の漆喰がはがれおちます。
漆喰がはがれると横雨等で粘土を流していくため雨漏り発生へとつながります。
粘土が流れてしまい基礎が剥き出しになった状態
瓦のずれ、崩れ
主に台風・地震等の災害後に発生します。
早急に工事の必要がある場合もあります。
台風で剥がれてしまった瓦
瓦屋根の緊結方法に関する基準の改正(令和4年1月1日施行)について
建築基準法の告示基準(昭和46年建設省告示第109号)が改正されたことにより,令和4年1月1日から,瓦屋根の緊結方法が強化されます。詳しい内容については以下をご覧ください。